ジミー・バトラー

「バスケットボールはコンタクトスポーツで、これは予測不可能なこと」

ヒートは現地12月6日に行われたグリズリーズ戦に90-105で敗れた。

尾てい骨を痛め4試合に欠場していたジミー・バトラーがこの試合で復帰したが、第1クォーター序盤にドライビングレイアップを失敗した際に激しく転倒した。その後もプレーを続けたが、第3クォーター途中にロッカールームに下がり、その後コートに戻ることはなかった。

指揮官のエリック・スポールストラは「復帰戦でこれ以上ひどいシナリオはない」と語り、バトラーのケガについてこのように続けた。「彼は接触を避けたが、押し込まれて、痛めていた尾てい骨からコートに倒れてしまった。バスケットボールはコンタクトスポーツで、これは予測不可能なこと。残念なことに、そのプレーでファウルコールも受けなかった」

スポールストラが「彼は再び悪化させてしまった。いつもの彼ではなかったことは明らか」と語ったように、バトラーは25分間の出場で10得点4アシスト3スティールを記録したが、ケガの影響もあってかフィールドゴールは13本中4本の成功と低調だった。

今シーズンのヒートは序盤から勝ち星を積み重ねていたが、相次ぐ主力の負傷に悩まされている。攻守の要であるバム・アデバヨは親指を手術し、約6週間の欠場が見込まれ、首を負傷したマーキーフ・モリスは15試合連続で欠場している。

ヒートは現在14勝11敗で東カンファレンス4位につけているが、直近の8試合で3勝5敗と黒星が先行し、連勝もできていない。バトラーの離脱をチーム全員でカバーしなければ、勝率5割転落も覚悟しなければならない。