新天地での再出発に際し、メッシは『30』を選択
現在のサッカー界で最大のスター選手であるリオネル・メッシは、17年間在籍したバルセロナを離れてパリ・サンジェルマンに移籍した。バルサを離れる際には哀惜の感情を抑えられずに涙を流したメッシだが、パリでは盛大な歓迎を受けて、新天地でのプレーに意欲を見いだすことができた様子。これまで長く着けていた背番号『10』を球団は用意していたが、彼は新たに『30』を選んだ。
『30』はメッシがバルサ加入直後、ロナウジーニョとともにプレーして、まだ世界的なスターになる前に着けていた番号だ。ゼロからの再出発という意味が込められているのだろう。それでも、この『30』という選択を喜んだのがウォリアーズのステフィン・カリーだ。
NBAにおいて『30』と言えば、3度のNBA優勝と7度のオールスター選出というキャリアを誇るカリーの番号だ。「メッシは良い趣味をしているね」のメッセージとともに、メッシがカリーのジャージーを手にほほ笑む写真をSNSに投稿。「パリ・サンジェルマンで幸運がありますように」とエールを送っている。