ペリカンズと再契約の可能性が高い大物ビッグマン
今年1月26日のロケッツ戦で左足アキレス腱断裂という重症を負ったデマーカス・カズンズが順調な回復を見せている。
カズンズは、Twitterにリハビリとトレーニング動画を投稿。コートでのシュート練習、プールでのジャンピングスクワット、器具を使った足の運動をしている様子などが収録されており、予定よりも早く各メニューをこなしている印象を受ける。
Help is on the way ???? #TheResurgence #0Doubt pic.twitter.com/cfTyxXY6Q8
— DeMarcus Cousins (@boogiecousins) 2018年6月23日
カズンズが所属するペリカンズは、昨シーズン後半に先発センターを失ってからもチーム一丸となって奮闘。西カンファレンス6位でプレーオフに進出すると、ファーストラウンドでは3位シードのトレイルブレイザーズをスウィープで下すサプライズを起こした。
続くカンファレンス・セミファイナルでは王者ウォリアーズに手も足も出せず、第5戦で敗退が決まったものの、もしカズンズが万全の状態でプレーしていたら、もっと良い戦いができていたに違いない。
そのカズンズは、オフに現在の契約を満了してフリーエージェントになる。マーベリックスらが獲得に関心を示しているようだが、トレーニング動画を投稿した際「間もなく助けが到着する」というメッセージを書き込んだように、本人はやり残した仕事を終えるため、ペリカンズと再契約する意向を固めていると見られている。
カズンズと同様にビッグマンながらガード並のハンドリング、スピード、突破力、器用さを併せ持つアンソニー・デイビスとのツインタワーのポテンシャルは、ケガで離脱する前の時点で証明済み。あとは万全の状態で再びコートに立てるよう、カズンズには焦らずリハビリを進め、復帰を目指してもらいたい。