「チャンスをくれたチームに残りたい」
フレッド・バンブリートは、ラプターズの東カンファレンス首位通過に貢献した若き司令塔として高く評価されている。しかし、その評価は前ヘッドコーチのドウェイン・ケーシー体制でのもので、NBA2年目の彼が新たなヘッドコーチの下でどう評価されるかは分からない。
ラプターズは、バンブリートに対する3年目のチームオプションを行使しなかった。つまりバンブリートは今オフに制限付きフリーエージェントになる。バンブリートは今シーズン平均8.6得点、3.2アシストを記録。控えガードの中でリーグ8位のプラスマイナス(+4.6)も残し、その影響力の大きさをプレーオフでも示した。そして先日NBAが発表した今シーズンのシックスマン賞の最終候補にも選出されただけに、他チームからもオファーが届くのはほぼ間違いない。
その時にラプターズがマッチしてバンブリートをチームに残すかどうか。ただ、本人はチーム残留を希望している。バンブリートは、ポッドキャスト番組に出演した際「自分にチャンスを与えてくれたチームに尽くしたい。自分はトロントが大好きだし、ファンの皆のことも大好きだ」とコメント。しかし、置かれている立場も理解し、複雑な心境も明かしている。
「もちろん、求められるチームでプレーしたい。関わる全員に上手く機能する方法を見つけてもらいたい。どうなるか、これから数週間を見守るだけだね」
バンブリートが希望通り戦力として見られ、ラプターズのジャージーを来シーズンも着ることになるのか、チームの判断に注目が集まる。
CLUTCH!
Fred VanVleet knocks down the corner jumper to seal it for the @Raptors!#WeTheNorth pic.twitter.com/XTKCXVjknm
— NBA (@NBA) 2018年3月8日