ブレイザーズはエースのリラードが膝を負傷し途中退場に
現地8月24日に行われたレイカーズvsトレイルブレイザーズのプレーオフファーストラウンド第4戦は、レイカーズが試合開始からブレイザーズを圧倒し135-115で勝利した。初戦こそ落としたが、その後レイカーズが3連勝しカンファレンスセミファイナル進出へ王手をかけた。
コービー・ブライアントが現役時代につけていた背番号『8』と『24』にちなみ、『コービー・ブライアント・デイ』と名付けられたこの日、レイカーズはコービーの愛娘ジアナの背番号2が書かれたハート型ワッペンが付いた『ブラック・マンバ』ジャージーを着用し2人の功績を称えた。また、前日の8月23日はコービーの誕生日で、生きていれば42歳の誕生日を祝うはずだった。
ヘッドコーチのフランク・ボーゲルは試合前にコービーについて「今日は彼の人生を祝福し、彼のような情熱を持って試合に臨みたい。我々はコービーが象徴していたものを具体化したいと常に思っているし、彼なら2連勝したからといってアクセルを緩めてはいけないと思っているはずだ」とコメントした。
運命のいたずらなのか、試合が始まるとレイカーズは24-8とリードを奪い、第1クォーターを43-25で終えた。第2クォーターでも攻撃の手を緩めず前半終了時点で80-51と主導権を握っていた。第3クォーター中盤では、18得点をマークしていたアンソニー・デイビスが背中を痛めてコートを離れるアクシデントがあった。それでもセカンドユニットの活躍もあり、第3クォーター終盤では30得点10アシストを記録していたレブロン・ジェームズもベンチに下げるほどの余裕を持っていた。
対して崖っぷちに立たされたブレイザーズは、第2戦で左人差し指を脱臼していたエースのデイミアン・リラードが、この試合の第3クォーターで右膝を負傷して退場した。その後、MRI検査を受けたようだがケガの状態はまだ分かっていない。また、CJ・マッカラムも腰の骨折を抱えながらプレーしている状況で満身創痍だ。
王手をかけたレイカーズが26日の第5戦でカンファレンスセミファイナル進出を決めることができるのか注目だ。