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ウルブズ戦では39得点10リバウンドの大活躍

1試合ごとに順位が変動する大混戦となっている西カンファレンス。その荒波に巻き込まれた強豪スパーズがもがき苦しんでいる。

3月17日にはプレーオフを争うティンバーウルブズに117-101で勝利し、18日にもウルブズがロケッツに敗れたため、同日試合がなかったスパーズは暫定ながら西の7位に浮上した。だが、その差はわずか0.5ゲームしかない。残り12試合になってもなお、3位から8位でのプレーオフ進出チームの顔ぶれは全く分からない。

カワイ・レナードの復帰時期も分からず、戦力的に見ればスパーズは有利な位置にいるとは言えない。しかし、ウルブズ戦で39得点10リバウンドを記録したラマーカス・オルドリッジは、瀬戸際に追い詰められたチームに喝を入れた。

ウルブズ戦後、オルドリッジは『My San Antonio』に「気落ちする暇はない。集中して結果を出さないといけない。今日と同じ姿勢、気持ちで試合に臨まないといけない。自分たちが西の10位だと思ってプレーしないとダメだ」とコメント。

現在3連勝中のスパーズは、今後ウォリアーズ、ウィザーズ、バックス、サンダー、ロケッツ、クリッパーズ、トレイルブレイザーズという強豪との連戦が続く。21年連続のプレーオフ進出のため、強豪スパーズが正念場を迎えている。