作新学院(栃木県)が「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2 グループA」の2戦目で対戦したのは聖和学園(宮城県)です。聖和学園は、作新学院が目指している「全国ベスト8」に夏のインターハイで到達したチーム。目標としているレベルのチームと対戦できることは、作新学院にとっても今後の試金石となります。

キャプテンであり、ポイントガードでもある北條真杏選手は、インターハイ以降、10日前に行われた「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2 グループA」の福島東稜(福島県)戦も含めたチームの取り組みを、「全国大会に出てくるチームと対戦すると、単純な1対1だけでは通用しない部分が多いことが分かります。全員で点を取ることを意識して、パスを展開してディフェンスを動かしたり、ドライブからの合わせ、もう一つパスをプラスしてシュートに行けるように練習してきました」と振り返ります。

負けた試合から何を学び、次のゲームに生かすか。トーナメントとは違い、結果にかかわらずゲームが続くリーグ戦では、そうした試行錯誤も続きます。同時に、それこそがチームや選手たちの成長に繋がります。

9月22日(水)におこなわれた聖和学園戦、作新学院は59-98の大敗を喫しました。北條選手は「シュート力とフィジカルの部分で自分たちはまだまだ劣っているなと思いました」と省みます。実際、同じように得点のチャンスを作っていても、それを確実に得点に結び付ける聖和学園に対して、作新学院はフィニッシュの局面で苦しんでいました。

それでも北條選手が「ゲームの最初の方はパスを飛ばしたファストブレイクで得点が取れていました」と言うように、序盤はトランジションオフェンスで聖和学園に対抗できていました。その時間帯にトランジションの起点になっていたのが北條選手です。ディフェンスで得たボールを受けると、前を走るチームメートに力強いリードパスを出し、いくつもの得点シーンを生み出していました。

「全国レベルのガードはオールコートでのプレッシャーが強いので、自分もボールを失わないようにスピードを意識してハーフコートまで運んだり、早くボールを手放して周りにプレーさせるとか、ミスマッチを攻められるようにセンタープレーをできるようにとか練習してきました」

全国ベスト8の強豪、聖和学園のディフェンスに阻まれ、自分がイメージするようなプレーが「あまりできませんでした」と言う北條選手ですが、チャンスを作る場面はいくつもあり、練習の成果は少しずつでも確実に形になっています。

「U18日清食品トップリーグ2026」は文字どおりのリーグ戦であり、様々なチームと対戦することで多種多様な経験を積むことができます。負けていいゲームは一つもありませんが、たとえ負けたとしても試合は続き、その過程で個人もチームも成長することができます。

それを理解している北條選手は「負けるとしても良い負け方ができるようにしたい」と言います。彼女の言う「良い負け方」とは、自分たちの成長に繋がる負け方です。いかに勝つかも大切ですが、いかに負けるかも、リーグ戦では重要になってきます。

理想とするポイントガード像を「相手の心理を読んで、自分たちのバスケを作れるように、自分がしっかりコントロールして仲間を動かせるガード」と言う北條選手。チームはもちろんのこと、彼女自身もまた「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2 グループA」の試合を通じて、様々なタイプのポイントガードとマッチアップし、勝ったり負けたりすることで、 その腕を磨いていきます。

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「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2」競技日程

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