大幅補強でプレーオフ進出は目標最低ラインに
8月に入り、NBA選手たちが新シーズン開幕に向けて自主練習のペースを上げ始める時期を迎えている。
そんな中、ロスターが様変わりしたレイカーズの選手たちが、9月下旬から始まるトレーニングキャンプを前に、ラスベガスでミニキャンプを実施することが分かった。
『LA Times』によれば、ミニキャンプを主導したのはレブロン・ジェームズで、9月22日から26日まで、1日2時間半近くの練習をする予定とのこと。今のところレイカーズの選手全員が参加する予定で、練習後には全員で夕食を共にするらしく、新チームのケミストリーを1日でも早く構築し、チームの絆を育むためにも妙案と言える。
このオフには、アンソニー・デイビス、デマーカス・カズンズ、ダニー・グリーン、エイブリー・ブラッドリー、クイン・クック、ジャレッド・ダドリーらが加わり、昨シーズンと比べて
顔ぶれも大幅に変わった。
レイカーズは9月27日にメディアデーを行なう予定で、28日からキャンプをスタートさせるが、10月には中国でプレシーズンゲームを行うなど、慌ただしい日々が続く。練習以外にもメディア対応に追われる姿が容易に想像できるため、リーダーのレブロンは、選手だけでの合宿を提案したのだろう。
レブロンとデイビスのコンビは、この夏に西カンファレンスで誕生した超大型デュオの中でもひときわ注目されている。
クレイ・トンプソンの負傷、ケビン・デュラント、アンドレ・イグダーラ、ショーン・リビングストンらの退団により、5年連続してNBAファイナルに進出したウォリアーズの力は落ちると見られている。そのため、レイカーズは7シーズンぶりのプレーオフ進出が最低ラインの目標となり、ケミストリー次第では優勝も狙える可能性もある。
昨年の夏にレブロンを獲得してスタートしたレイカーズ再建プロジェクトの2年目は、ラスベガスでのミニキャンプから始まる。