Youtubeの公式個人チャンネルからケガの状態を説明
トレイルブレイザーズとの西カンファレンス1回戦 第1戦で左のふくはらぎを痛めたウォリアーズのケビン・デュラントが、順調に回復していることを自ら語った。
20日、デュラントは先日オープンさせたばかりのYoutubeの公式個人チャンネルでライブストリームを配信し、自宅からケガの状態についてファンにメッセージを送っている。
アメリカ代表の練習ウェアを着たデュラントは、ミュージシャン顔負けの設備が整ったスタジオルームのソファに腰かけ「不運にも第1戦の第3クォーターにふくらはぎを痛めてしまった。試合終了までは何ともなかったけれど、試合後から張りを感じるようになって、翌日から痛みがあった」と、ケガについて説明。
復帰を急いだ1年前のカリーの例からも『無理は禁物』
左足のふくらはぎ部分には青いテープが貼られた状態だったが、本人の表情、口調は至って元気そう。第2戦にも出場できると感じていたようだが、指揮官のスティーブ・カー、チームスタッフ、球団から休むべきと諭されたという。
第3戦からは会場がブレイザーズの本拠地モーダ・センターに変わる。デュラントは「状態次第」と前置きしつつ、22日に行なわれる第3戦から復帰する可能性についてこうに話している。
「欠場は残念だった。試合に出られないのは嫌いなんだ。ケガをするのも好きじゃない。それでも今の状態は自分にコントロールできることではないからね。早く回復するよう努力している。ポジティブに考えられているよ。2勝0敗でリードした状態で敵地での第3戦を戦える。試合が待ちきれないよ」
本人は1日でも早い復帰を望んでいるが、無理は禁物。昨年のプレーオフで足首とヒザの負傷が完治しないまま復帰を急いだステフィン・カリーの二の舞にならないとは言い切れない。幸いにも1回戦ではウォリアーズが2勝0敗でリードしているため、デュラントが第3戦で強行出場することに意味はない。ここはチームのため、そして3年連続のNBAファイナル進出に向けた本当の勝負どころで力を発揮するためにも自制しつつ、周囲がデュラントのメンタル面をケアすることが肝心だ。