ロンゾ・ボールもシーズン終了の可能性大
レイカーズは、3月9日にホームでセルティックスに107-120で敗れ、5連敗を喫した。これで30勝36敗となり、西カンファレンス8位のスパーズとのゲーム差は7に広がった。
プレーオフ進出が絶望的なレイカーズに追い討ちをかける事態も発生。ブランドン・イングラムが、深部静脈血栓症により今シーズン残り試合を欠場することが発表された。そして、左足首の捻挫でチームを離れているロンゾ・ボールも、残り試合を全休すると見られている。
セルティックス戦でトリプル・ダブル(30得点10リバウンド12アシスト)を記録したレブロン・ジェームズは、試合後イングラムにエールを送った。
「より重要なのは、しっかり頭を整理すること。自分たちは大好きなバスケットボールをプレーしていて、このリーグで重要視されるのは試合の勝ち負け。でも、今回のようなことが自分の身に起こった場合は、頭を整理する必要がある」
「コートに出てプレーできることを当たり前だと思ってはいけない。その機会を奪われてしまうことだってあるわけで、BI(イングラム)やZo(ボール)のケースのように、突然シーズンが終わってしまうことだってあり得る。BIもだけれど、Zoも健康な状態に回復することを願っている」
レブロンの元チームメート、クリス・ボッシュも血栓症を患い、引退を余儀なくされた。血栓が発見された箇所こそボッシュと異なるものの、イングラムのキャリアにも何らかの影響を与えてしまいかねない重大な疾患になる可能性もある。
レイカーズは、レブロン加入1年目からのプレーオフ出場が期待されたが、今シーズンは主力の負傷離脱が相次ぎ、思うような結果を残せずシーズンを終わろうとしている。生え抜きのイングラムはレイカーズにとっても大事な戦力だけに、チームも完治を願っている。
? LeBron James finished with a team-high 30 points, 10 boards, and 12 assists tonight against the Celtics. pic.twitter.com/M0XN9QROCI
— Los Angeles Lakers (@Lakers) 2019年3月10日