レブロン・ジェームズ

過去20年のキャリアのうち14シーズンで着けた『23』へ

レブロン・ジェームズは新シーズンから背番号を『23』に戻す。これは『6』がビル・ラッセル死去に伴い、NBAの全チームで永久欠番となったことを受けてのものだ。

レブロンはキャバリアーズの『23』でNBAキャリアをスタートさせ、ヒート移籍を機に『6』を着て2度の優勝を勝ち取った。2014年のキャブズ復帰とともに『23』に戻り、2018年に移籍したレイカーズでも継続していたが、2021年に自らが主演した映画『スペース・プレイヤーズ』で着用した『6』を現実でも使うようになった。

昨年7月31日にビル・ラッセルが死去。NBA優勝11回、MVP受賞5回、オールスター選出12回を獲得したレジェンドであり、コート外では黒人の地位向上のために尽力した彼の働きを称えて、NBAは全チームの『6』を永久欠番とした。ただ、その時すでに『6』を着けていた選手はそのまま使い続けることができた。

レブロンは昨シーズンを『6』で通したが、彼にとって過去20年のキャリアのうち14シーズンで着けた『23』へ戻ることを今回選択している。

レブロンのエージェントは『ESPN』に対し「これはレブロンが、ビル・ラッセルへのリスペクトから決めたことだ」とコメントしている。