ブラックアウトに陥らず、着実にスコアして4強進出
8月24日、U18男子日本代表は『U18アジア選手権』の準々決勝でチャイニーズ・タイペイと対戦した。
日本は序盤に0-7のランを許し追いかける展開が続いたものの、ディフェンスファーストのスタイルを徹底し、湧川颯斗のランニングプレーが光り逆転に成功。第2クォーター立ち上がりには8-0のランを決めてリードを2桁に乗せると、小澤飛悠や八重樫ショーン龍の3ポイントシュートなどで点差を保ち、42-29で前半を終えた。
前日のイラン戦では後半に崩れ、最大28点差を覆された。第3クォーター開始から得点が伸び悩んだことでその悪い記憶が蘇りかけたが、八重樫の3ポイントシュート成功に加え、川島悠翔がフリースローで確実にスコアしたことで主導権を渡さなかった。こうして第3クォーターも21-15と上回った日本が最終スコア76-60で勝利した。
日本は5本の3ポイントシュートを沈めた八重樫がゲームハイの19得点を記録。特に突破力が光った湧川は14得点11リバウンド6アシスト4ブロックと攻守に抜群の存在感を放った。今回の勝利でベスト4入りを果たし、日本は『FIBA U19ワールドカップ』の出場権を獲得。休息日を挟み、26日に決勝進出を懸けてレバノンと対戦する。
U18男子日本代表12名
ジェイコブス晶(横浜ビー・コルセアーズU18)
マックニールキシャーン大河(Tokyo Samurai)
轟琉維(福岡第一高等学校 3年)
湧川颯斗(福岡大学附属大濠高等学校 3年)
境アリーム(開志国際高等学校 3年)
山田哲汰(白樺学園高等学校 3年)
小澤飛悠(中部大学第一高等学校 3年)
八重樫ショーン龍(仙台大学附属明成高等学校 3年)
坂本康成(中部大学第一高等学校 3年)
星川開聖(洛南高等学校 3年)
副島成翔(福岡大学附属大濠高等学校 3年)
川島悠翔(福岡大学附属大濠高等学校 2年)