ウィリアムズが指揮を執った3シーズンで149勝78敗
現地7月23日、モンティ・ウィリアムズヘッドコーチがサンズと複数年の契約延長に合意したと『ESPN』が報じた。ウィリアムズは2019年にサンズと5年契約を結び、残り任期が2年となっていたが、今回の契約で複数年の延長となった。
ウィリアムズは1994年のドラフトでニックスから全体24位指名を受けてプロキャリアをスタートさせると、スパーズやマジックなどでプレーし、合計9シーズンを選手として過ごした。その後、2005-06シーズンにトレイルブレイザーズのアシスタントコーチに就任し、コーチングキャリアをスタートさせると、2010-11シーズンからホーネッツ(現ペリカンズ)のヘッドコーチを務め、5シーズンで2度のプレーオフ進出を果たした。サンダーのアソシエイトヘッドコーチ、シクサーズのアシスタントコーチを経て、2019年にサンズの再建を託されると、クリス・ポールを獲得した就任2年目にチームをNBAファイナルに導いた。
昨シーズンのプレーオフではマーベリックスとの第7戦にもつれる激戦に敗れファーストラウンドで姿を消したが、リーグ最高の64勝18敗を記録し、フランチャイズレコードを塗り替え、最優秀コーチ賞を受賞した。
オフにはディアンドレ・エイトンの残留も決定し、ポール、デビン・ブッカーのコアメンバーが揃うことに。ウィリアムズが指揮を執ってから3シーズンで149勝78敗と勝ち続けている、サンズの時代は当分続きそうだ。