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「ウォリアーズでプレーしている間は、縁のない話」
2016年のオフにウォリアーズに移籍したケビン・デュラントは、ここ2シーズン続けて優勝し、NBAファイナルでも2年続けてMVPに輝いた。しかしデュラントは、ウォリアーズに移籍して以降、レギュラーシーズンでのパフォーマンスを基準に、メディアの投票で選出される最優秀守備選手賞などの個人賞から遠ざかっている。
これについてデュラント自身は「嫌われているからだ」と嘆く。
先月末にラジオ番組『95.7 The Game』に出演したデュラントは「誰も僕には賞なんてくれない」と語った。「候補に挙がったとしても、他の候補と比べた時によほど明確な差をつけないと無理だ。みんなから嫌われているから、自分のスキルを評価してもらえない」と語った。
「でも、理解はできる。チームの立ち位置も関係しているし、僕らは他のチームにとって脅威だから。個人賞は、ファイナルとか、イーブンな状況でもらえるもの以外は受賞できないと思っている。特に、ウォリアーズでプレーしている間は、レギュラーシーズンの個人賞には縁のない話だろうね」
2016年の移籍は、古巣であるサンダーを見捨てる形となったため、サンダーのファンのみならず『アンチ』が急増。フリーエージェントという選手の権利を行使しただけなのだが、そうでなくてもオールスターが揃う強豪に移籍したことで「優勝リング欲しさの移籍」と批判された。
今回の発言もアンチをさらに増やしそうだが、デュラントは思ったままを口にする性格だ。今シーズンも試合でのパフォーマンスだけでなく『場外乱闘』でも話題を提供してくれそうだ。