『INSIDE AKATSUKI』は、日本代表スタッフが収録した、バスケットボール日本代表の選手たちの『ありのままの姿』を見ることができる映像コンテンツ。今シリーズでは、女子ワールドカップ予選に向かう女子日本代表の裏側を連日伝えている。
今回は日本代表合宿10日目の様子。この日はチーム練習はオフだが、選手たちは午前から体育館に集まって自主練習に励んでいる。その自主練習には選手だけでなく、アシスタントコーチ陣もオフを返上して参加している。
女子日本代表チームには恩塚亨ヘッドコーチの下に、上野経雄と鈴木良和の2人のアシスタントコーチがついている。恩塚ヘッドコーチは上野、鈴木、両アシスタントコーチを「最強のアシスタントコーチ」と言う。
アシスタントコーチとは主にヘッドコーチのサポートを担っているが、鈴木良和アシスタントコーチは選手に対し「やらなきゃじゃなくて、なりたい自分に向けて僕らを活用するイメージで自主練習をやっていきましょう」と声を掛ける。
今回の動画では『INSIDE AKATSUKI』の中の人が、選手にアシスタントコーチ陣についてのインタビューをしているが、宮崎早織は鈴木コーチについて「マジで良いパパ」と言う。その一言で選手と良好な関係性を築けていることがよく分かる。また、宮崎はあまり良いプレーができなかった時でも「いろいろな案を出してくれて、選手を絶対に否定しないから頑張ろうって気持ちにさせてくれる」と続けた。
一方、馬瓜ステファニーが上野アシスタントコーチについて「ここが良かったけど、もう一歩頑張ろうという部分を具体的に教えてくれるのですごく分かりやすい」と語れば、キャプテンの林咲希も「技術面でもメンタル面でも喝を入れてくれる人」と言う。そんな上野コーチは焼きそば、特にソース焼きそばが好きらしい。
なかなか知ることのできないアシスタントコーチ陣のお人柄を知ることができ、女子日本代表が世界と戦い合えるチームである理由があらためて分かった気がする。
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