ヤニス・アデトクンボ

最少プレータイムで30得点20リバウンド5アシストを記録

バックスを引っ張るヤニス・アデトクンボが、NBAの歴史に名を刻んだ。

アデトクンボは、現地11月20日に行われたマジック戦に30分出場して32得点20リバウンド5アシスト2スティール3ブロックの大暴れ。アデトクンボに加えてボビー・ポーティスも7本中6本の3ポイントシュートを含む24得点を記録し、試合はバックスが117-108で勝利を収めた。バックスは今シーズン初の3連勝をマークしている。

バックスによればアデトクンボは、選手のプレータイムを計測するようになった1951-52シーズン以降、最少時間で30得点20リバウンド5アシストを記録した選手になったという。また、1試合(レギュレーションのみ)で32得点20リバウンド5アシスト2スティール3ブロック以上を記録した選手は、直近40シーズンでアデトクンボ、デマーカス・カズンズ、ティム・ダンカン、デビッド・ロビンソン、アキーム・オラジュワンしかいない。

歴史的なパフォーマンスをやってのけて、シーズン初の3連勝に貢献したアデトクンボだが「気分は良いけど、これに驕らず引き続きレベルアップしないといけない」と淡々と答えた。「チームの全員がプレーに絡むようにしないといけない。クリス(ミドルトン)には自分のスポットを取ってプレーしてほしいし、チームを引っ張ってもらいたい。ドリュー(ホリデー)にも同様のプレーが期待されるし、ボビーは絶好調だ。チームの状態も良くなっている。今後も驕らずに努力して試合に勝ちたい」

バックスは、中1日を挟んで現地22日に再びマジックと対戦する。アデトクンボは「まるでプレーオフみたいだ」と、同一チームとの連戦を形容した。「相手も次の試合では今日よりハードにプレーしてくる。僕たちも、今日のように試合の主導権を握ってプレーしないといけない。プレーオフみたいで面白いね。第1戦に勝てたようなものだから、第2戦でも同じようにできるかが問われる。よりハードに、シャープに、より良いプレーをすることが大事だ。この試合から学んで次に繋げられるのは、チームにとっても良いことだよ」