ルーク・ケナード

ポール・ジョージもキャリアハイの8スティールで勝利に貢献

開幕から2連敗を喫したクリッパーズは、現地25日にホームでトレイルブレイザーズと対戦した。

この日は、伏兵のルーク・ケナードがベンチからゲームハイの23得点を記録。また、ポール・ジョージがキャリアハイの8スティールを記録するなど守備も引き締まり、ブレイザーズに一度もリズムをつかませることなく116-86で快勝した。

キャリアハイに並ぶ1試合6本の3ポイントシュートを決めたケナードは、試合後にインタビュアーから「コーチはあなたに3ポイントシュートを射抜いてもらいたいと言っていました。今日の『狩り』が上手くいった要因は?」と聞かれると、「オフェンスでフィジカルなプレーを意識していた。チームメートもスクリーンをセットしてくれて、オープンな状態で打つことができた。とにかくお互いを信じてプレーしないといけないね」と、照れ臭そうに答えた。

「試合中に2本くらい連続してシュートが決まると、そこからアグレッシブにプレーできるようになる。今日は、チームメートがトランジションの時に自分を探してパスをくれた。だから自分も相手のディフェンスに捕まらないようにして、自分のスポットを取ろうとした」

この日はケナードがオフェンスを引っ張ったものの、彼は自分がファーストオプションでないことを自覚している。

「ウチにはプレーを決められる選手が揃っている。毎試合で自分が活躍することはない。シュートを何本打ったかが大事ではなくて、適切なプレーを選択できているかが大事なんだ。ただ、コーチが自由に、自分たちのプレーをやらせてくれる環境なら、シュートを打つチャンスもある。正しいプレーを選択できれば、それがチームの役に立つ。今日はチームアシストが37もあったから、チームとしてボールをしっかり回せていたということだね」