ルディ・ゲイ

開幕には間に合わないものの重傷ではない

キャリア16年目を迎えるベテランスモールフォワードのルディ・ゲイは、4シーズンプレーしたスパーズを離れジャズに移籍した。

キャリア平均16.8得点とスコアリング能力の高いゲイは、ベンチからの得点源として期待され、昨シーズンにレギュラーシーズン最高勝率を残したジャズにとっては大きな補強となった。

しかし、ゲイはレギュラーシーズン終了後に左かかとを手術した影響で接触の許可がまだ出ておらず、これから行われるプレシーズンゲームを欠場し、開幕戦も間に合わない見込みだとクイン・スナイダーヘッドコーチが明かした。

また、ボーヤン・ボグダノビッチも肩の痛みを訴え、接触を伴う練習に参加していないが、これは重傷ではなく休養を優先しているとのことで、開幕戦でプレーできる可能性が高いという。

昨シーズンのジャズはマイク・コンリー、ドノバン・ミッシェルのケガが響き、カンファレンスセミファイナルでクリッパーズに敗れた。ジャズにとってはケガが優勝を阻む一番の大敵であるため、コンディションのマネジメントが課題となる。

なお、シーズン序盤こそ欠場する見込みのゲイだが、長期的な欠場を要する状態ではないというのは朗報だ。ミッチェルとルディ・ゴベアを中心としたジャズは、新シーズンも優勝候補の一角だ。