ステフィン・カリー

リラードをリスペクト「自分のベストを引き出せる相手」

ウォリアーズのステフィン・カリーが、トレイルブレイザーズとの試合でキャリアハイの62得点をマークした。

カリーは、36分半の出場で3ポイントシュート16本中8本成功を含むフィールドゴール31本中18本成功、フリースローもキャリアベストの19本中18本を決めて、62得点という圧巻のパフォーマンスを披露。チームも137-122で勝利し、勝率5割復帰を果たしている。

カリーは試合後のインタビューで「試合を重ねるごとに相手が僕に、そしてチームにどうディフェンスをするかを把握できるし、シュートが決まれば今度は違う形で点を決めるチャンスも生まれる。ペイント内に入っていけるようになるし、そこでプレーを決めるだけ」とコメントした。

「キャリアハイの更新については知っていたし、チームメートからも声をかけられていた。でも、浮かれることなく試合の流れに乗って、積極的にやり続けることを意識していた」

試合終了後、ブレイザーズのエースであるデイミアン・リラードがカリーに駆け寄り、言葉をかける姿も見られた。奇遇にも、リラードは昨年の1月に行われたウォリアーズ戦でキャリアハイの61得点を記録している。その相手との試合で自身のキャリアハイを更新したカリーは「彼のような選手との競争で自分のベストを引き出すことができる」と語る。

「このリーグのベストプレーヤー、特にベストポイントガードとの対戦となれば、自分のベストが引き出されるものさ。自分たちの目の前にはたくさんのチャレンジがあって、今はチームを作ることを考えてやっているところ。彼のような選手と対戦すると、自分のベストが引き出される。そういうものなんだ」

開幕から2試合続けてオフェンスが機能せず心配されたウォリアーズだったが、ようやく状態が上がってきた。年明けからドレイモンド・グリーンも復帰し、ここから良い波に乗れるかどうか、注目したい。