キックボクシングのトレーナーがティム・ダンカンのスパーリング動画を投稿、格闘センスを「唸り声をあげる獅子」と称賛

2017/08/04
NBA&海外
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写真=Getty Images

10年近くキックボクシングの練習を続けているダンカン、いずれはハリウッドからオファーが届く可能性も!?

スパーズ一筋19年というキャリアに終止符を打ったティム・ダンカンは、滅多に表舞台に顔を出さないレジェンドとして知られている。

引退後はスパーズの練習施設でたまに若手に指導をしているが、フルタイムのコーチではない。それでも、引退後のアスリートにありがちな『激太り』とは無縁。それもそのはず、ダンカンは10年近く続けているキックボクシングの練習を今も継続しているのだ。ダンカンがスパーリングをしている様子を、トレーナーのジェイソン・エコールズがTwitterに投稿した。

211cmの体躯を誇るダンカンだが、フットワークは軽快で、体格からは想像できないスピードを披露。真剣なスパーリングではないが、長いリーチを生かしたパンチとキックのコンビネーションも形になっている。ダンカンとのトレーニングについて、トレーナーのエコールズが先日『Bleacher Report』に語っているのだが、その格闘センスには驚かされるばかりだ。

エコールズは、以前ダンカンとのスパーリング中に上腕二頭筋を断裂する重傷を負ったことを明かしている。

「以前、ティムと速いペースでスパーリングしていた時、上腕二頭筋を切ってしまったことがあった。彼はとても大きくて、彼の肘は槍のようなんだ。骨もシャープだしね。彼の動きに合わせて右フックを打った時、彼の肘が僕の二頭筋の内側に当たった。それで少し腕を動かしただけで筋肉が断裂してしまったんだ」

またエコールズは、ダンカンのキックボクシングを学ぶ姿勢も称賛。「彼は、こちらがどれだけ速く動いても対応する。まるで唸り声をあげる獅子のように、強い気持ちを持って動きを体得しようとしている。本当に情熱的で、マーシャルアーツの考え方を理解している。それを見ているだけでもうれしい気持ちになるよ」と語った。

NBA選手とマーシャルアーツを繋ぐものと言えば、ブルース・リー主演の映画『死亡遊戯』が思い出される。主役のブルース・リーが敵が待ち構える塔の各階で格闘家と戦うという内容の映画だが、同作品には、バックスとレイカーズで通算6回の優勝を果たし、引退後にはバスケットボール殿堂入りも果たしたカリーム・アブドゥル・ジャバーが出演。現役時代にブルース・リーの道場に通っていたジャバーは、塔の最上階で主人公と戦う大男として登場し、当時話題になった。

その後マイケル・ジョーダンらがコメディタッチの映画に出演したことはあったが、本格的なアクション映画に出演したはNBA選手は、ジャバー以外に見た記憶がない。このままキックボクシングの練習を続けていれば、いずれハリウッドからダンカンに出演オファーが届くかもしれない。