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ジャズ躍進に欠かせないゴベールは知名度の低さに気落ち

今シーズンのジャズ躍進の原動力となっているルディ・ゴベール。今シーズンは12.8得点、12.6リバウンド、2.6ブロックでキャリアハイの成績を残し、『オールスター級』の大活躍を見せているが、各チームのヘッドコーチによる投票で選出されるオールスターリザーブチームからは落選した。

指揮官の投票結果は公開されていないため、どれだけの得票で東西の14選手が決まったかは分からない。だが、ゴベールと同じフランス出身のニコラス・バテュム(ホーネッツ)は、Twitterに「ゴベールがオールスターじゃないなら、彼はDPOY(最優秀守備選手賞)かな」と投稿した。

同胞からの励ましの言葉にゴベールもTwitterで感謝したが、出てくる言葉はネガティブなものばかりだった。

「ニック(バテュムの愛称)、きっとDPOY受賞者ももう決まっているよ……自分にやれることだけをやり続けて、チームの勝利に貢献するさ」

ゴベールはオールスター投票期間中も、ギリシャ出身のヤニス・アデトクンボ(バックス)、ジョージア出身のザザ・パチューリア(ウォリアーズ)と比べて母国のファンからの後押しが少ないことを嘆いたが、オールスターに選出される選手が人気、知名度優先なのは如何ともしがたい。

NBAキャリア4年目で頭角を現したゴベールに求められるのは、今シーズンのパフォーマンスレベルを今後も継続させること。本人は落選の影響で気を落としているのだろうが、もし今シーズンの最優秀守備選手賞を受賞できれば、来年はオールスター有力候補に挙げられるはずだ。

現在平均で12.6リバウンド、2.6ブロックとリムプロテクターとしての地位を確立したゴベール。このままの成績を維持できれば最優秀守備選手賞にも手が届きそうだ。