文=バスケット・カウント編集部

千葉ジェッツ
東地区3位 20勝12敗(直近6試合の成績:○●●●○●)

大阪エヴェッサ
西地区3位 18勝14敗(直近6試合の成績:●○●●○○)

ワイルドカード争いで1位と2位の両チームが激突

圧倒的な強さで『オールジャパン』を制した千葉だが、リーグ再開から1勝2敗と失速している。痛いのはタイラー・ストーンの不在で、リングにアタックする選手がマイケル・パーカーだけとなり、攻めが外に偏ってしまうこと。エース不在の状況で、強豪相手にまずまず戦えていると見るべきかもしれないが、いずれにしても内外のバランスの悪さは修正が必要だ。一方の大阪はリーグ再開から攻撃のバランスが向上しているが、コンディションは万全とは言えない。現在ワイルドカード争いでは千葉が1位で大阪が2位、プレーオフを見据えた意味でも大事な戦いとなる。

1月28日(土)16時00分試合開始@船橋アリーナ
1月29日(日)15時00分試合開始@船橋アリーナ


秋田ノーザンハピネッツ
東地区6位 8勝24敗(直近6試合の成績:○●●○●●)

三遠ネオフェニックス
中地区2位 18勝14敗(直近6試合の成績:○○○○○●)

田口成浩と田渡修人の3ポイントシュート対決に注目

秋田は前節で大阪に連敗を喫した。それでも新加入のイバン・ラベネルとのケミストリーが構築できていない状況で2試合とも接戦に持ち込んでおり、今後に期待の持てる内容だった。バックコートコンビの得点力ばかりが目立つ状況を解消することがラベネルには求められる。また3ポイントシュートコンテストで千両役者ぶりを発揮し、初代王者となった秋田の田口成浩だが、リーグでのシュート確率は伸び悩んでいる。現在最も3ポイントシュートの成功率が高い田渡修人との「3ポイントシュート合戦」にも注目したい。

1月28日(土)18時00分試合開始@CNAアリーナ★あきた
1月29日(日)14時00分試合開始@CNAアリーナ★あきた


横浜ビー・コルセアーズ
中地区5位 11勝21敗(直近6試合の成績:●○○●●●)

滋賀レイクスターズ
西地区6位 6勝26敗(直近6試合の成績:●●●●●●)

勝ち星が欲しい両チーム、ケミストリー構築がカギ

ともにリーグ再開から勝ちのない両チーム。横浜は川村卓也の得点力頼みから脱却できないまま、このところ川村の得点が伸びず、それがチームの失速に直結している。どのチームも万全の川村対策を施して試合に臨んでくる。チャンスを託せるエースがいることは大きなメリット。チームとして川村の負担を取り除くか、あるいは川村頼みから脱却するか、そのいずれかが必要だ。滋賀は泥沼の9連敗中。それでもジュリアン・マブンガの得点力、並里成のドライブは強力。高さがある上にシュートレンジも広い新戦力、クレイグ・ブラッキンズの連携ができれば脅威となるだろう。

1月28日(土)18時00分試合開始@横浜国際プール
1月29日(日)14時00分試合開始@横浜国際プール