サンロッカーズ渋谷、「残り0秒まで」粘られるも大阪エヴェッサを振り切って準々決勝進出

2017/01/05
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文=丸山素行 写真=本永創太

フリースロー3本を決めれば延長となる場面でまさかの……

『オールジャパン2017』は3日目を迎え、シードとなっていたBリーグの上位チームが登場した。大阪エヴェッサとサンロッカーズ渋谷の一戦は最後までもつれる接戦に。互いにゾーンディフェンスとマンツーマンを併用し流れを奪い合い、3点差で最終クォーターを迎えた。

一進一退の攻防を繰り広げた末の残り11.8秒、アールティー・グインがフリースローを2本沈めたSR渋谷が76-72と4点のリードを奪う。大阪はジョシュ・ハレルソンが残り6.6秒で3ポイントシュートを沈め、76-75としファウルゲームに持ち込むも、それでもベンドラメ礼生がフリースローを2本とも落ち着いて決める。

大阪は試合終了のブザーと同時にリチャード・ロビーが3ポイントシュートを狙い、ここでファウルを獲得。3本のフリースローをすべて決めれば78-78となり試合は延長戦に突入するところだったが、1投目をエアボールで外して万事休す。敗退が決まって集中力を欠いたロビーはその後のフリースローも2つ落としてしまった。結果、78-75でSR渋谷が大阪に競り勝っている。

SR渋谷のヘッドコーチ、BTテーブスが「自分たちが用意してきたゲームプランを遂行できず、スタートが悪かった」と言うように、出だしは大阪にリードを許した。またオフェンスについては「終始ボールが止まったり動かなくなり、良くはなかった」と苦戦を振り返る。

それでもディフェンスからゲームの流れを引き寄せ、さらには軽率なターンオーバーが少なく相手に付け入る隙を与えなかったことで、辛くも勝利。アイラ・ブラウンが17得点、ベンドラメ礼生が16得点、アールティー・グインが15得点と、取るべき選手がバランス良く得点を挙げている。その渋谷は、明日は会場を代々木第一体育館に移し、川崎ブレイブサンダースと対戦する。