ラメロ不在をブリッジズとロジアーでカバー
現地1月17日、マディソン・スクエア・ガーデンで行われたニックスvsホーネッツの一戦は、マイルズ・ブリッジズがキャリアハイの38得点を挙げる活躍を見せたホーネッツが97-87で勝利した。
この日は司令塔のラメロ・ボールが体調不良のために欠場したが、代わりにハンドラーを務めたテリー・ロジアーとキャリアハイを叩き出したブリッジズを中心にオフェンスを展開。ブリッジズは前半だけでフィールドゴール13本中10本成功の25得点をマークし、ロジアーも17得点を記録。ホーネッツが62-44とリードを奪って前半を終えると、その後も主導権を渡さずに敵地での勝利を収めた。
ホーネッツ指揮官のジェームズ・ボーレゴは「48分間、フルパフォーマンスだったし、最初から最後まで私たちが試合をコントロールできた」と試合を総括した。そして、38得点12リバウンド5アシストを挙げたブリッジズと、22得点6リバウンド7アシストのロジアーを称えた。
「今夜のマイルズは最高だった。ハイレベルなパフォーマンスだったし、彼の自信、彼のプレー精神が私たちを勝利に導いた。テリーもゲームをコントロールできていたよ。マイルズとテリーが一緒になってゲームをコントロールしていたね。それにしてもマイルズは素晴らしかった」
指揮官にこう称えられたブリッジズは「アグレッシブに攻めるだけだった」と振り返った。「試合の早い段階からチームメートが上手に僕を見つけてくれたんだ。シュートが1本、2本と決まったから『これはいける』という感じだった。コーチは僕を信頼してオフェンスを任せてくれたし、上手くできたよ」
「今日はラメロがいなかったから、誰かがその穴を埋めないといけなかった。僕はアグレッシブにプレーしようとしていたら、テリーもゴードン(ヘイワード)もアグレッシブになり始めた。ドミノ効果のようなものだったね。僕たちはただ前進しただけさ」
そしてブリッジズは「クリスマス前にスランプを脱したばかりで、今は調子を取り戻している感じなんだ」と続けた。「僕がアグレッシブさを失わないように、チームメートがサポートしてくれたから、それが報われたよ。このまま調子を上げて、チームのためにアグレッシブであり続けたい」