古傷を加味し、チームは復帰に慎重な姿勢
現地1月15日のウォリアーズ戦の序盤、ブルズのザック・ラビーンはオフェンスリバウンドを取った際に左膝を痛めた。直後、故意にファウルをして時計を止めると、そのままロッカールームに下がり試合に戻ってこなかった。
重傷が心配されたが、MRI検査の結果、左膝に構造的なダメージがないことが判明し、大幅な欠場を免れる見込みだと『ESPN』が報じた。
ラビーンはここまで38試合に出場し、平均24.9得点、4.8リバウンド、4.2アシスト、3ポイントシュート成功率41.2%を記録。現在東カンファレンス首位を走るチームをエースとして牽引してきた。
指揮官のビリー・ドノバンもエースの軽症に胸をなでおろした。「重傷でなくて良かったよ。これがMRI検査を受けた理由で、治療を続けてから再評価する。彼が治療にどう反応するかを見れば、復帰時期がいつになるのか、より明確な見解が得られると思う」
チームはラビーンが自らの足でロッカールームへ戻っていったこともあり、大ケガではないと楽観視していた。それでも、ラビーンは2017年に左膝の前十字靱帯を断裂した経験があるため、復帰については慎重な姿勢を示している。
なお、ロンゾ・ボールも左膝に痛みを抱えており、現地18日のグリズリーズ戦はラビーンとボール抜きでの戦いを強いられる。