ラメロ・ボール

「テリーも僕もアイソレーションはお手の物」

現地1月10日に行われたバックスvsホーネッツの一戦は、ラメロ・ボールのフローターが決勝点となり、ホーネッツが103-99で勝利した。

第3クォーター終盤には一時15点(78-63)のリードを奪ったホーネッツだが、第4クォーター残り35秒には同点に追いつかれた。司令塔のラメロはボールをテリー・ロジアーに渡したものの、逆にロジアーからラストプレーを託され、ホーネッツは勝負を彼のアイソレーションに委ねた。そして残り16秒、ラメロは右ドライブで中に切り込むと、ふわりと浮かせたフローターをねじ込み、ホーネッツが連勝を3に伸ばしている。

前の試合に続いて王者を相手に連勝したホーネッツは、ロジアーが27得点7リバウンド4アシスト、ラメロが23得点、マイルズ・ブリッジズが17得点11リバウンド、ゴードン・ヘイワードが14得点を記録した。

落ち着いてウィニングショットを決めたラメロは、幼少時から2人の兄とプレーしてきた環境でフローターの技術を養ったと語った。「昔からフローターは使っているし、左右、相手の正面、どういうタイプのものでも決められる。幼い頃から年上の人と一緒にプレーしていたから、シュートを簡単に打たせてもらえなかった。だからいつも浮かせていたんだ。昔から使っている技だよ」

クラッチタイムのアイソレーションについては「テリーも僕もアイソレーションはお手の物。どちらがボールを託されても、良い結果になると思っている」とコメントしている。「彼にボールを渡したら『今日は僕じゃない』と言われてボールが戻ってきた。それで自分で決めにいった。彼が決めにいく試合だってある」