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レイカーズ期待のルーキー、イングラムはプレシーズンハイの12得点

現地10月15日にTモバイル・アリーナで行なわれたウォリアーズvsレイカーズのプレシーズンゲームは、前半からクレイ・トンプソン、ケビン・デュラント、ステファン・カリーを中心とするオフェンスで得点を重ねたウォリアーズが112-107で勝利した。

前夜、新人パトリック・マカウの決勝ブザービーターでナゲッツとのオーバータイム戦を制したウォリアーズは、この日も好調を維持。トンプソンが第1クォーターだけで3ポイントシュートを4本も成功させた他、第2クォーターはカリーが9得点の活躍を見せ、74-47で前半を折り返した。

前日のナゲッツ戦に出場したドレイモンド・グリーン、アンドレ・イグダーラ、デイビッド・ウェストを休ませたウォリアーズは、プレー機会の少ないセカンドユニットの選手を後半から起用。一方、大差を付けられたレイカーズは、第3クォーターを32-22で上回って点差を縮めるも、流れを変えるまでには至らず。結局、ウォリアーズがそのまま逃げ切り、プレシーズン4連勝を飾っている。

ウォリアーズでは、トンプソンが24得点、デュラントが17得点、カリーが14得点で勝利に貢献した。

プレシーズン3連敗を喫したレイカーズだが、試合後ベテランのルオル・デンは、「今日のような試合から学びを得るためにプレシーズンはある。相手が一定時間続けていたオフェンスは、今に始まったものではないからね」と、コメント。

プレシーズンでは自己最多となる12得点を記録した新人ブランドン・イングラムは、「試合を重ねるごとに楽にやれるようになっているし、チームとしてもボールを動かせている。全体的には、チームもレベルアップしていると思う」と、語った。

レイカーズを新たに率いることになったルーク・ウォルトンにとっては、昨シーズンまでアシスタントコーチを務めた古巣との対戦。試合を終えて、「ウチの選手にとっては良いレッスンになった。パスの速さ、守備の積極性などを含めて、我々が参考にすべきプレーがたくさん見られた」と収穫を強調した。

レイカーズではイングラムの他、ニック・ヤングが17得点、ジョーダン・クラークソンが15得点を記録している。

プレシーズンハイの12得点を記録したイングラム。負けはしたものの沢山の収穫があったウォリアーズ戦となった。