ジミー・バトラー

ケガに悩まされ、ここまで15試合に欠場

現地1月3日に行われたウォリアーズとの一戦で右足首を負傷したヒートのジミー・バトラーが、次節のトレイルブレイザーズ戦に欠場すると『ESPN』が報じた。

第3クォーター残り3分14秒、背中で相手を背負ってリングにアタックしようとした瞬間にバランスを崩したバトラーは踏み込んだ右足を捻り、そのままコートに倒れ込んだ。そして、右足に体重をかけることができず、チームメートに抱えられてコートを後にした。

指揮官のエリック・スポールストラは「ジミーに今話せば、彼は大丈夫だと言う。我々はそれを評価し、彼がどのように感じるかを見ていく必要がある」と語り、経過を慎重に見守る姿勢を取った。

というのも、今シーズンのバトラーは右足首の捻挫により、11月に3試合を欠場した。また、12月28日のウィザーズ戦で再び足を捻り、翌日のスパーズ戦を欠場するなど、右足首に問題を抱えている。さらに尾てい骨のケガのために4試合に欠場し、復帰後に再び尾骨を痛めて12月に8試合連続で欠場を余儀なくされるなど、ケガに悩まされ続けている。

ヒートはここまで負傷者を抱えながらも、23勝15敗で東カンファレンス4位の好位置につけている。チームのリーディングスコアラー(平均23.2得点)であるバトラーの欠場は痛いが、長いレギュラーシーズン、そしてプレーオフでの戦いを考えれば、今は無理をさせずケガの治療に専念することのほうが大事だ。