マブスはドンチッチ不在の10試合を5勝5敗で乗り切る
先月中旬に左足首を痛め、さらに健康安全プロトコル入りをしたことで長期欠場を続けていたマーベリックスのルカ・ドンチッチが、現地1月2日に敵地で行われたサンダー戦で復帰した。ドンチッチは、31分の出場で14得点9リバウンド10アシストを記録し、マブスの95-86での勝利に貢献している。
復帰初戦でトリプル・ダブル級の大活躍だったドンチッチは「とてもハッピー」と、実戦復帰を笑顔で喜んだ。「5対5形式に参加したのは数週間ぶりで、これまで個人での練習しかしてこなかった。復帰できてとてもハッピーな気分。胸も高鳴っていたよ」
ドンチッチは、実戦からしばらく遠ざかったことで試合勘を失ったままプレーしていたが、「感覚は徐々に戻る」と語っている。「今日は少し変な感じだった。とても良い感じで打てたシュートが1本あったんだけれど、エアボールだった。絶対に入ると思ったのにね。プレーの感覚は少しずつ戻っていくよ」
10試合の欠場はNBAキャリアで最長のものだったが、ヘッドコーチのジェイソン・キッドは「30分でトリプル・ダブルに近い内容だったのだから、素晴らしい仕事をしてくれた。ルカは、まだ感覚を取り戻そうとしている段階のようだ」とコメントした。「チームメートのためにプレーをお膳立てして、チームのためにリバウンドも奪ってくれた。試合中も疲労の具合を本人に確認していたんだが、状態は良いようだ」
ドンチッチ不在の間をチームは5勝5敗と負け越すことなく乗り切った。ドンチッチが復帰し、試合勘を取り戻してパフォーマンスを高めることで、マブスの成績も上向くに違いない。