レブロン・ジェームズ

「シーズンが進む中で体調も以前よりあいぶ良くなっている」

現地12月11日に敵地でサンダーと対戦したレイカーズは、レブロン・ジェームズが前半だけで23得点、試合を通してフィールドゴール20本中13本成功の33得点5リバウンド6アシスト3スティール2ブロックを記録し、エイブリー・ブラッドリーも8本中6本の3ポイントシュートを含むシーズンハイの22得点と活躍して、116-95で勝利した。

今シーズンはサンダーにすでに2敗を喫していたレイカーズだったが、この試合では第2クォーターに最大25点(54-29)のリードを奪って快勝した。アンソニー・デイビスが左膝のケガにより欠場したものの、レブロン、ブラッドリー以外にもオースティン・リーブスがベンチから13得点、ラッセル・ウェストブルックが8得点9リバウンド7アシストで勝利に貢献した。

「昨晩はしっかり寝て、今日の試合に備えた。身体を回復させる一番の方法は寝ること。今日は会場に早く到着して、心身ともに良い準備ができていた」と試合後のインタビューで答えたレブロンは、シーズン序盤戦に腹部と鼠蹊部を痛めて本調子ではなかった状態からコンディションが改善されていると続けた。

「シーズンが進む中で体調も以前よりだいぶ良くなっている。特に腹部と鼠蹊部の状態はかなり良くなった。ここ数週間のフィーリングは、それまでと比べてかなり良い。最近は良いリズムでやれていて、チームメートのおかげで良いポジションが取れている。あとは、これまでの自分の努力を信じてやるだけさ」

噛み合わないチーム状況を改善させるのに必要なことを聞かれたレブロンは「ディフェンスとターンオーバーを防ぐこと」と答えた。「それにリバウンドを奪って、そこからトランジションに繋ぐこと。それはオフェンスの一つの側面であって、僕たちはもっとボールを動かしたい。シュートの成否に関係なく、ボールを動かすのは非常に重要で全員がリズムに乗っていける。それを48分やれれば、試合に勝てる可能性が出てくる」

レブロンはケガのために11月初旬にホームでサンダーに逆転負けを喫した試合を欠場した。その試合でベンチに座っていることしかできなかった彼は、ホームでの敗戦をこの日のモチベーションに変えたという。

チームの舵取り役をこなしたレブロンを、ブラッドリーは「今日の彼のようなプレーをする選手のことをスターと呼ぶんだ。スターは試合をコントロールできる。今日の試合で彼がやったことだよ」と称賛した。