インターハイとウインターカップの2冠を目指す中部第一、コート外でも息ピッタリな田中流嘉洲&下山瑛司の兄弟?コンビ

インターハイとウインターカップの2冠を目指す中部第一、コート外でも息ピッタリな田中流嘉洲&下山瑛司の兄弟?コンビ

2021/12/23 12:00
田中流嘉洲

中部第一は夏のインターハイで優勝して初の全国制覇を成し遂げ、ウインターカップとの2冠を目指している。チームの中心はインサイドで絶大な存在感を誇る田中流嘉洲と高速トランジションを操る下山瑛司だ。そんな2人はオフコートでも仲が良く、お互いを兄弟のようにとらえている。2冠の達成は2人のコンビネーションに懸かっている。

下山「激しいディフェンスから走りまくる姿を見てほしい」

──自己紹介をお願いします。

田中 中部第一の7番、3年の田中流嘉洲です、パワーフォワードをやっていて、得意なプレーはゴール下です。

下山 強いね。18番、2年でポイントガードの下山瑛司です。得意なプレーはディフェンスからのブレイクです。

──インターハイで優勝できたポイントはどこにあったと思いますか?

田中 インターハイ前の練習めっちゃキツかったよな。でもあれのおかげで優勝できたな。

下山 足作れたしな。

田中 間違いない。俺たちインターハイで速攻結構出せたしな。でも俺がめっちゃシュート外したな(笑)。

下山 うん。ホント入ってなかった。

田中 お前もちょっとパスミス多かったけどな。

下山 間違いない(笑)。

田中 やっぱり監督を最後に胴上げできたのはうれしかったな。

──中部第一にとっては初の全国制覇でした。2人はこれまでに優勝経験はありますか?

下山 全国は無いですね。今回が初めてです。

田中 僕は中2の時にブラジルの大会で全国優勝はあります。でも日本一の方がうれしかったです。違う国なので、チームメートと仲良くできるか最初は不安でしたが、チームみんなで楽しく優勝できたのでとてもうれしかったです。

下山瑛司

下山「ボールを持ったほうが速いんじゃないかってよく言われます」

──2人はコート外でも息ピッタリなように映ります。どんな関係性なんですか?

田中 僕は弟として見てます。

下山 僕もお兄ちゃんですね。

田中 体験の時に僕が彼を見ることになり、その後もお世話して自主練も一緒にやって仲良くなりました。僕のおかげで中部第一に入ってきたと思いますし、今もめっちゃ仲が良いです。

下山 それは合ってますね。明るくて一緒にやっていて楽しかったので入りたいと思いました。「さっき言ったよね?」っていうことを繰り返したり、人の話を聞かないで勝手にやったり、ちょっと抜けているところがあるのでそこが心配です。

──ウインターカップに向けて現在はどのような気持ちですか?

田中 まず組み合わせが出て、簡単には絶対に勝てないと思いました。僕は最後の大会なので「こうしておけばよかった」とならないように出し切ることを目標にしています。

下山 3年生とはこれが最後の大会なので、一緒に頑張ってきた分、自分のプレーで恩返しできるように頑張ります。

田中 僕は3ポイントシュートが苦手なんですが頑張って練習しているので、外があるというところも見てほしいし、強みのインサイドも両方見てほしいです。ダンクも見せるので、楽しみにしていてくださいという感じです。

下山 僕は身長が小さいですが下半身は強いので、激しいディフェンスから走りまくる姿を見てほしいです。

──めちゃくちゃ速いですよね。

下山 実は50mは7.4秒くらいでめっちゃ遅いんですよ。流嘉洲のほうが速いくらいです。

田中 僕は6.3秒です。

下山 ボールを持ったほうが速いんじゃないかってよく言われます。

──大会が終わったらお兄ちゃんは卒業してしまいますね。

下山 めっちゃ悲しいです。

田中 ホントかよ(笑)。

中部第一

田中「日本一を取って監督を胴上げできたことが一番の思い出」

──良いことも悪いこともあったと思いますが、部活で印象に残っている思い出を教えてください。

下山 良かった思い出はやっぱりインターハイで優勝できたことです。苦い思い出はケガが多かったことですね。手首を骨折して、手術もしましたし、長い間チームから離れることになった悔しい思いが残っています。

田中 試合中のケガだったので、みんなでヤバいってなりました。チームに一番必要とされていて、スタートの5人の中で一番チームを引っ張ってくれるガードなので、下山くんがいなくなってかなり困りました。当時は僕もモチベーションがダウンしないように「次があるから」と声をかけていました。

下山 特に3年生が代わるがわる笑顔で明るい雰囲気で話しかけに来てくれました。モチベーションを下げずに、すぐに切り替えられたのは3年生のおかげだと思います。

田中 僕も日本一を取って監督を胴上げできたことが一番の思い出です。悪い思い出と言うか、僕は監督に何か言われたらすぐにモチベーションダウンしてしまうことが多いんです。それでチームの雰囲気を悪くしたり迷惑を結構かけたので、今でもちょっと残っていますが変えようと思っています。

下山 本当に怒られたらフル無視やから。自分の世界に入るというかずっと下向いて、全然話聞かんのです。

──そんな監督に対してはどんな感情を持っていますか?

田中 怒られて気持ちがダウンするのは僕の悪い部分で、監督に対しては感謝の気持ちを持って練習しています。間違っていることをはっきり間違っていると言ってもらえるし、自分のことを思ってやってくれていると本当に思います。自分が間違っていたと後から思えるようなことを言ってもらえるので尊敬しています。

──最後に応援してくれる皆さんにメッセージをお願いします。

田中 誰よりも走って誰よりもリバウンドを取って、公式戦で初のダンクを決めます。あと3ポイントシュートも決めるのでぜひ見てください。

下山 ルーズボールは誰にも負けないので、一番小さいながらガッツあるプレーを見てください。

田中・下山 2冠を目指して頑張るので応援よろしくお願いします!

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