ルディ・ゴベア

好守を見せたコンリー「最後はガーランドを使ってくるのは分かっていた」

現地12月5日に敵地でキャバリアーズと対戦したジャズは、ドノバン・ミッチェルが35得点でオフェンスを引っ張り、ルディ・ゴベアが20リバウンド5ブロックと守備で貢献し、109-108で勝利した。

ジャズは、第4クォーター早々にリードを15点(97-82)にまで広げたものの、ホームのキャブズに3ポイントシュートを立て続けに許してしまい、あっという間に同点に追いつかれた。その後は、1ポゼッションを争うシーソーゲームとなり、残り1分を切ってジャズがわずか1点リード(109-108)という状況に。

互いに決め手を欠いてスコアは変わらず、残り18.8秒にタイムアウトを取ったキャブズ指揮官のJB・ビッカースタッフは、この日31得点と当たっていたダリアス・ガーランドに最後のプレーを託す。プレー再開後、リッキー・ルビオからのハンドオフを受け取ったガーランドはドライブを試みるも、マイク・コンリーの守備の前に切り込めず、一旦後退して仕切り直してシュートを放ったが失敗。セカンドボールにジャレット・アレンとエバン・モーブリーが反応するも押し込めず試合終了となり、ジャズが1点を守り切った。

ガーランドのドライブを止めたコンリーは「ヘッドコーチとしてのJBは知っているし、最後はガーランドを使ってくるのは分かっていた」とラストプレーを振り返った。「できるだけ身体を大きく使って、しっかり競り合おうと思っていた。ガーランドには『まるで自分を相手に守っているようだった』と伝えたよ」

ガーランドのミスショット後にゴール下でアレンとモーブリーのティップショットを防いだゴベアは「優れたチームがやるプレーができた」とコメントした。「集中力もフィジカル度合いも、コミュニケーションも増すような状況だったし、リバウンドを取りにいかないといけなかった」