ルーク・ケナード

復帰のレブロンはコロナ検査結果に困惑「腹が立った」

現地12月3日に行われたクリッパーズvsレイカーズのLA対決は、試合終盤の攻防を制したクリッパーズが119-115で勝利した。

第3クォーターを終えてクリッパーズが87-79でリードしていた試合は、レイカーズが第4クォーターに入って徐々に点差を縮め、終盤は1ポゼッションを争う接戦となった。違いを生み出したのは、12月に入ってシュートタッチを取り戻しているシューターのルーク・ケナードだった。クリッパーズが1点リードで迎えた残り1分12秒、ポール・ジョージがラッセル・ウェストブルックとマリーク・モンクを引きつけ、右コーナーでオープンだったケナードにパス。これを難なく成功させたケナードはその30秒後にも、サージ・イバカからのキックアウトを右ウイングで受け、3ポイントシュートを沈めてトドメを刺した。

後半だけで17得点を記録したケナードは、終盤のビッグショットについて「チームのみんながお互いを信頼して実行できたプレー」と語った。今シーズンも勝負どころでシュートを決めているケナードは「夏の間にやってきたこと、これまでの練習を信じている。でも、それ以上に今日はチームとして落ち着いてプレーできた。チームのみんなからも、スペースが空いていれば自分にシュートを打つように言われている」とコメントしている。

一方のレイカーズはライバルに敗れ、これで4連敗となった。レブロンは新型コロナウイルス検査で陽性反応が出てしまい出場が危ぶまれたものの、その後の検査で続けて陰性結果が出たため出場が認められた。この日は23得点11リバウンド6アシストを記録したレブロンだったが、試合後には一連の検査結果に不快感を露わにした。

「困惑させられたし、イライラしたし、腹が立った。自宅で何もできなかった。ボールに触ったのも先週の日曜日以来。それまではオフェンスもディフェンスも良いリズムに乗れていたんだ。流れを維持できなくてイライラした。最終的に良い結果に繋がることを願っている」