バスケットボールのニュースを分かりやすく伝えることをコンセプトにしている『トークルーム』。今回はワールドカップ2023予選、中国戦で見えた男子日本代表の課題について語っています。

立ち上がりの悪さが一番の課題であることは間違いなさそうです。トム・ホーバスヘッドコーチも「相手のプレッシャーに負けたのは良くなかった」と語ったように、大事な立ち上がりにメンタル面で後手を踏んでしまう悪癖は早急に改善しなければならないでしょう。

また、3ポイントシュートを多投するスタイルは体現したものの、ディフェンスを崩せずにただ打つだけになってしまい、精度が低調だった点も課題となりました。これは精度よりもシュートを打つまでの過程が問題で、ペイントアタックやオフボールムーブなど、チームが共通認識を持った中で連動することが今後に求められます。そして、速攻も中国に完全に上回られていたので、トランジションの改良も必須となります。

明日からBリーグが再開となりますが、代表の選手たちはリーグでの過ごし方が大切と口を揃えていました。トムコーチのスタイル、そして世界を意識した戦い方を見せてほしいです。