ジミー・バトラー

写真=Getty Images

大型トレードの繋がる可能性も

ティンバーウルブズのジミー・バトラーが、週明けにGMのスコット・レイデン、ヘッドコーチのトム・シボドーと今後について話し合う予定と『The Athletic』が伝えた。この話し合いの内容次第では、今シーズン終了後に契約を満了するバトラーを含む大型トレードを、開幕前に成立させる動きが本格化する可能性はある。

巷では、バトラーが若手のカール・アンソニー・タウンズ、アンドリュー・ウィギンズの姿勢を快く思っていないという噂が飛び交っている。シボドーは彼らの不仲説を完全に否定しているが、バトラーがオフにウルブズから提示された4年1億1000万ドル(約123億円)の延長契約オファーを断ったのは事実。移籍の布石とも取れる行動のようにも思えるが、シボドーは、今シーズン終了後フリーエージェントになることが確実なバトラーが、ウルブズと再契約する場合、他チームに移籍するよりも高額な5年1億8700万ドル(約208億円)で契約できることを理由に挙げ、彼の残留に自信を見せている。

しかし、もし週明けの話し合いで、バトラーが今シーズン終了後に移籍する意思を明確に示した場合、ウルブズとしては次の手を打たなければならなくなる。何も球団に残さずに出ていかれるより、バトラーを交換条件に、可能な限り最高のトレードを来月の開幕までに成立させることも辞さないだろう。

三者の話し合い次第では、これからの1カ月で超大型トレードが成立する気運が一気に高まりそうだ。