キャメロン・ペイン

「ウチは誰がコートに出ていても同じプレーができる」

12連勝中のサンズは、現地11月22日に敵地でスパーズと対戦した。前日はホームでナゲッツと対戦しており、連戦かつ移動の疲れもあったはずだが、デビン・ブッカーが23得点、ディアンドレ・エイトンが21得点14リバウンド、キャメロン・ペインがベンチから20得点を決め、115-111で勝利した。

これでサンズの連勝は球団史上3位タイとなる13まで伸びた。これだけ長い連勝を記録しているのは、2006年の年末から年明けにかけての球団記録、17連勝以来のことだ。

ペインは「ただの数字であって、あまり気にはしていない。注目されているのかもしれないけれど、僕たちは今日の試合に勝っただけだと受け止めている。また次の試合も気持ちを切り替えて、勝てるよう努力するだけさ」と語った。

厳しい日程の最中でも連勝が途切れない秘訣を、ペインは「誰がコートに出ていても同じプレーができること」だと語る。

「何も言い訳にはできない。コートに立ったら自分の仕事をするだけ。僕とすれば試合の流れを変え、積極的なディフェンスを心がけて、先発のメンバーに休息を与えられるように努力する。先発には安心してベンチで過ごしてもらいたい。そして僕はセカンドユニットをコントロールすること」

エイトンも「大事なのは正しいプレーをすること」と好調の要因を語った。「長いシーズンだけれど、大事なのは正しいプレーをすること。自分たちのプレーをすることも重要だし、一致団結してやらないといけない。チームの方針を実行しないといけない」

絶好調を維持する昨シーズンのファイナリストは、今後ロードでキャバリアーズ、ニックス、ネッツと対戦し、現地11月30日にはホームに戻ってリーグ首位のウォリアーズを迎え撃つ。今の調子なら連勝はまだ伸びそうだし、ウォリアーズの対戦は盛り上がること間違いなしだ。