デマー・デローザン

「勝負どころの第4クォーターでチームが機能しているのは偶然ではない」

飛躍のシーズンを送るブルズは、現地11月21日にホームでニックスと対戦し、109-103で勝利した。

今シーズンのブルズは第4クォーターの平均得点、フィールドゴール成功率などがリーグトップクラスで、第4クォーターの3ポイントシュート成功率は42.9%で堂々の1位を記録している。72-74で迎えたこの日の第4クォーターも、8本中5本の3ポイントシュートを成功させてリードを奪い、直近5試合で4勝目を挙げている。

31得点6リバウンド5アシストを記録したデマー・デローザンは、第4クォーターの強さについて「チームの全員が第4クォーターに団結してプレーする重要性を理解している」とコメントした。「ウチは特性が異なる選手が揃っていて、お互いに支え合っている。勝負どころの第4クォーターでチームが機能しているのは偶然ではない。ザック(ラビーン)と僕がチームを引っ張って、チームメートも役割を理解してアグレッシブにプレーしているんだ」

デローザンは最終クォーターに結果を残せている要員として、各選手の自覚によるところが大きいとも話している。「それぞれが自分の役割を理解して、個々の能力を最大限に生かそうとしている。だからこそウチは第4クォーターに強い」

「以前も話した通り、ウチにはアンセルフィッシュな選手が揃っている。エゴを持っている選手もいなくて、お互いのことを気にかけている。メディアやファンは目にすることがないだろうけど、みんなでいろいろなことに取り組んでいるんだ。試合でも、ケミストリーやチームの絆の強さ、そういうものが見えると思うよ」