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デュラントはゲームハイの25得点、控えの活躍で2連勝

現地10月6日にSAPセンターで行なわれたキングスvsウォリアーズのプレシーズンゲームは、ウォリアーズが第4クォーター残り2分13秒からセカンドユニットの選手が3ポイントシュートを3本続けて成功させて逆転し、105-96で勝利した。

第3クォーター終盤にスタメンを下げたウォリアーズに対し、キングスは第4クォーター開始から7-2のランで85-80とリードを奪う。調整を主体とするウォリアーズはステファン・カリー、ケビン・デュラント、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンをコートに戻さなかったが、ここでポジション争いの渦中にいるセカンドユニットが奮起する。

94-96と劣勢のまま迎えた残り2分13秒、ウォリアーズはイアン・クラークの3ポイントシュートで逆転。その13秒後にはルーキーのパトリック・マカウも3ポイントシュートで続き、ウォリアーズが勢いに乗る。クラークのプットバックレイアップを挟み、残り50.4秒、ジェームズ・マイケル・マッカドゥーが勝利を手繰り寄せる3ポイントシュートを成功させた。

ウォリアーズでは、デュラントが25得点、クラークが16得点、カリーが13得点5アシスト4スティール、トンプソンが11得点、グリーンが9得点5リバウンド5アシストを記録。調整試合とはいえ、昨シーズンも短時間の出場で効率的なプレーを決めたクラークが存在感を発揮したことは、ウォリアーズにとって大きなプラスだ。また、45点差で圧勝したクリッパーズ戦に続き、デュラントと既存の主力選手の連携向上も確認できた。

試合後、グリーンはサンノゼでの試合について、「ここの観客は歓声が大きくて素晴らしいね。いつだって、ここに戻って来られるのはうれしいよ」とコメントした。

キングスでは、デマーカス・カズンズが20得点の活躍を見せるも、プレシーズン2連敗となった。

「スーパーチーム」でありながらセカンドユニットの奮闘で勝利を引き寄せたウォリアーズ。調整を主体としたゲームでも、その強さを示した。