セス・カリー

「試合中に戦力不足と思うことなんてなかった」

セブンティシクサーズは現地11月4日に敵地でピストンズと対戦し、109-98で勝利して5連勝をマークした。

2日続けての連戦となったシクサーズは、フルカン・コルクマズが手首の負傷により欠場し、トバイアス・ハリスも健康安全プロトコルの影響で欠場。そのため、わずか8選手で戦わなければならなかったが、そんなチームを好調を維持しているシューターのセス・カリーが牽引した。

セスは8本中4本の3ポイントシュート成功を含むフィールドゴール14本中9本を決めて23得点をマーク。ウイルソン製のNBA公式球に苦戦する選手が続出している中で、セスはその影響を受けていない。試合後の会見でも「ボールが僕を見つけてくれた」と、シューターらしい独特な表現でパフォーマンスを振り返っている。

「これまでと変わらないやり方でやっているだけだよ。ウチは頻繁にボールを動かして、ディフェンスで相手を抑えて、そして速いペースでプレーするチームだ。ボールが僕を見つけてくれた。だから僕はアグレッシブにプレーしてシュートを決めるだけだった。これまでと一緒だよ」

シクサーズはセスの他、タイリース・マクシーが20得点、ジョエル・エンビードが19得点9リバウンド、シェイク・ミルトンが16得点8リバウンド、ジョージ・ニアンがベンチから14得点7リバウンドを記録した。

戦力が限られた状況での勝利について、セスは「勝つべき試合と思われていた側面もあるかもしれないけど、ウチには優秀な選手が揃っている」と答えた。「得点を取れる選手も、守備に優れている選手もいる。試合中に戦力不足と思うことなんてなかった。ウチのロスターなら勝てるよ」