ジョーダン・クラークソン

2得点に終わったキングス戦からのバウンスバックに成功

ジャズはエースのドノバン・ミッチェルが前節のキングス戦で足首を捻挫し、本日のホークス戦を欠場した。それでも、ジョーダン・クラークソンがシーズンハイの30得点を挙げる活躍を見せ、116-98で勝利し、7勝1敗でリーグ首位をキープしている。

ディフェンスがオフェンスを上回るロースコアの展開となり、試合は第3クォーターまで拮抗したが、75-74とわずか1点リードで迎えた最終クォーターにジャズのオフェンスが爆発した。クラークソンとボーヤン・ボグダノビッチがともに10得点を固め打ちし、チームで15本中8本の3ポイントシュートを成功させた。ホークスはフィールドゴール成功率こそ52.9%と高確率で決めたが、このクォーターの3ポイントシュート試投数はわずか5本と、得点効率に大きく差が出た。3ポイントシュート攻勢で一気に突き放したジャズが最終クォーターを41-24と圧倒し、そのまま快勝した。

ジャズは先発出場したジョー・イングルスがチーム最多となる5本の3ポイントシュートを沈め、欠場したミッチェルの穴を埋めた。また、前節のキングス戦で11本の3ポイントシュートをすべて外し、2得点と絶不調だったクラークソンは、この試合でゲームハイの30得点を記録し、シックスマン賞の実力を再証明した。

チームは単独首位と昨シーズンと同様の安定した戦いを見せているが、ミッチェルのケガの具合は気がかりだ。ミッチェルは昨シーズン終盤に重度の捻挫をし、レギュラーシーズン最後の16試合とプレーオフの開幕戦を欠場した。キングス戦の前半終了間際に負傷したミッチェルは後半も出場し、シーズンハイの36得点を挙げていたため、ホークス戦に欠場したのは驚きだった。

指揮官のクイン・スナイダーは「我々は選手のコンディションに関することに保守的なんだ。ドノバンは精神的にも良い状態にあると思う。問題ないことをしっかり確認して、彼は戻ってくるはずだ」と話し、慎重な姿勢を取っていることを明かした。