バスケットボールのニュースを分かりやすく伝えることをコンセプトにし、月曜日と金曜日の週2回お届けする『トークルーム』。
今回は久しぶりにNBAについて触れています。昨シーズンのファイナリストであるバックスとサンズの両チームが黒星先行、さらに優勝候補筆頭と見られていたレイカーズも今日の勝利でようやく4勝3敗と、戦前の予想に反して勝ち星が伸びないチームが多く出ています。
NBAは今シーズンからファウルを誘うプレーに対する判定基準を変更し、このルール改正も現在の順位に少なからず影響を及ぼしているのではということで、ルール変更の被害者を探してみました。
ガードやウイングのスコアラーがその影響を大きく受けている傾向にあり、特にトレイ・ヤングはフリースローの獲得数が昨シーズンから半減しています。ブラッドリー・ビールやデイミアン・リラードも約3本減とその影響は明らかで、実際に昨シーズンのフリースロー獲得数トップ10に入っている選手で今シーズンになって本数が増えた選手は一人もいません。
スコアラーが特に苦戦している中、ドレイモンド・グリーンはこのルール改正を歓迎している一人です。彼のようにディフェンスを得意とする選手たちにとっては、このルール変更がプラスに働くことになりそうです。