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ロケッツに完敗もローズは「急ぐ必要はない」

10月4日、トヨタ・センターでニックスvsロケッツのプレシーズンゲームが行なわれ、序盤からリードを広げたロケッツが130-103で快勝した。

ジェームズ・ハーデンを中心とするロケッツのオフェンスは破壊力抜群。第1クォーターだけで12点(27-15)のリードを奪うと、その差は前半終了までに26点(68-42)にまで拡大。対するニックスは第3クォーターにクリスタプス・ポルジンギス、デリック・ローズを起点に35点を挙げるも、攻撃の手を休めなかったロケッツが主導権を離さず、プレシーズンゲーム2連勝を飾っている。

ロケッツは、ハーデンがゲームハイの28得点11アシスト、新加入のライアン・アンダーソンが26得点で勝利に貢献した。

ニックスでのデビュー戦で16得点5アシストを記録したローズは試合後、チームディフェンスの構築にある程度の時間がかかると主張した。

「ディフェンスについては、ある程度時間がかかることを分かってもらわないといけない」と語ったローズは、「僕自身も辛抱強くならないと。急ぐ理由なんてないから」と続けた。

ここ数年は度重なるケガで輝きを失ったローズだが、この日はドライブからのレイアップ、ミッドレンジからのジャンプシュートなどを成功させ存在感を発揮。2年目のポルジンギスも6本中5本の3ポイントシュートを成功させた他、技ありのフェイダウェイショットを決めて成長を感じさせた。

そのポルジンギスも試合後、ローズと同様にディフェンスを課題に挙げている。「守備を改善しないといけない。これは時間がかかることでプロセスが重要だから」

ニックスのレギュラーシーズン開幕は10月26日。昨シーズンのNBA王者キャバリアーズとの対戦となる。

103-130と大敗し、ポルジンギスもディフェンス力の向上が必要と発言している。