ウェストブルック「試合をこなすごとに良くなっている」
覇権奪回を目標に掲げるレイカーズは、現地14日に行われたキングスとのプレシーズンゲームに112-116で敗れた。これでレイカーズはプレシーズン0勝6敗という結果で、19日にウォリアーズとの開幕戦を迎える。
レブロン・ジェームズはキングス戦後に「近道はない」と語り、新チームの連携には一定の時間が必要だと強調した。「ケミストリーは試合を重ねるごとに作られていく。クォーターごと、同じコートに立つたびに作られていくものだ」
この日のレブロンは、29分の出場で30得点6リバウンド6アシストを記録。アンソニー・デイビスは33分の出場で14得点12リバウンド、新加入のラッセル・ウェストブルックは29分の出場で18得点3リバウンド5アシスト3スティールをマークした。今シーズンのレイカーズが成功するかどうかは、レブロンとウェストブルックの連携が鍵になる。レブロンは「僕たちが一緒にプレーすることで、相手の2選手の意識をこっちに向けることができる。そこからボールを左右に振ったり、僕たちがアタックすることもできる」と言う。
「僕たちが両サイドに散れば、どっちかにディフェンスの意識が向く。その時に素早く逆サイドにボールを振ってやれば、相手の何人かの準備が整わない間に攻撃できる。コンスタントにディフェンスにプレッシャーを与えられるし、それがAD(デイビス)やウチのシューターを助けることになる」
「近道はない。これからも学習し続けるだけだ。明日は今日の試合映像を見直して、良かった部分と良くなかった部分を把握して今後に生かすよ」
ウェストブルックも「全員が学んでいるところ」とコメントした。プレシーズンの戦績に関しても「このリーグで13年やっているけど、プレシーズンの戦績に関しては全く覚えていない。だから、プレシーズンに関することは答えられない」と楽観視している。
「今日の後半のディフェンスは良かった。前半は35点、36点も取られたけど、後半は21点と24点に抑えられた。全員が新しいディフェンスを学習している最中だし、チームのルールに慣れているところさ。これからも必要な修正を加えていく。試合をこなすごとに良くなっているよ」