写真=Getty Images
NBA仕様の肉体改造が仇となった可能性も
セブンティシクサーズのルーキー、ベン・シモンズが、右足第5中足骨を骨折した。
2016年のドラフト全体1位指名でシクサーズに入団したシモンズは、現地9月30日に行なわれた実戦形式の練習中に足首を捻った。チーム発表によれば、その後MRIとX線検査を受けた結果、骨折が判明したという。
第5中足骨の骨折はサッカー選手にも多いケガとして知られている。シクサーズは治療法を含めた詳細は後日発表としているので詳細は不明だが、一般的には全治まで3カ月。
『Real GM』によれば、シモンズはNBA仕様のフィジカルを作るため、シーズンオフの間に筋肉をかなり増量したという。急激な増量は関節などに負担をかけることが多く、今回のケガに繋がった要因の一つと考えられる。
チーム再建の救世主という期待を背負っているだけに残念だが、再発率も高いと言われているケガだけに、ここは治療に専念すべきだろう。
NBAで戦い抜くためのトレーニングが怪我の要因の一つになってしまうという皮肉な結果となってしまった。