アル・ホーフォード

「前はシューティング自体が自分にとって新しい分野だった」

3年ぶりにセルティックスに復帰したアル・ホーフォードは、現地9日に行われたラプターズとのプレシーズンゲームで新たな武器を披露した。

ホーフォードは、この試合で4本中4本の3ポイントシュートを成功させて16得点を記録。前回セルティックスに所属した2016年から2019年までは、年間の3ポイントシュート試投数が4本に到達したことがなかったため、試合後の会見ではアウトサイドシュートに関する質問があった。

「今の方が以前よりシューターとしての力量が上だと思う」と答えたホーフォードは、自身の変化について次のように続けた。「前にセルティックスに所属していた時は、シューティング自体が自分にとって新しい分野だった。今と昔では3ポイントシュートに対する考え方が違う。ピック&ロールからのシュートだけではなく、パスを受けてからすぐにリリースできるように練習してきた。昔は打たないといけない、という意識もあった。今の方がシューターとして格段に成長していると思うね」

「3ポイントシュート多投の方向にリーグが進んでいるから、自分も以前より力を入れて取り組まないといけない」

センターというポジションを考えれば、レギュラーシーズンでもそこまで3ポイントシュートを打つ機会はないかもしれない。それでも、オープンな状態で高確率で決められるなら、相手チームもコーナーで待機するホーフォードをノーマーク状態にするわけにはいかない。

プレシーズン残り2試合でも、ホーフォードの新たな武器に注目したい。