ファウルを誘う『技術』を否定するルール変更、その例を示したステフィン・カリー「ゲームの純粋さを保つことには賛成だ」

ファウルを誘う『技術』を否定するルール変更、その例を示したステフィン・カリー「ゲームの純粋さを保つことには賛成だ」

2021/10/07 12:40
ステフィン・カリー

「僕らはボールをバスケットに入れることを競っている」

NBAでは新シーズンから、シュートを放つ選手が得点ではなくファウルを狙いに行くプレーを良しとせず、故意にファウルを誘発する『特殊なプレー』を制限すべくジャッジの基準を変更した。プレシーズンゲームが始まり、その象徴となるシーンが、ウォリアーズの初戦で見られた。

ステフィン・カリーがステップバックで相手と距離を作り、3ポイントシュートを警戒して寄せてくる相手に対し、ファウルを誘うために自分から接触に行きながらシュートを放ったシーンだ。ファウルはコールされず、試合を担当した実況は「今年はファウルではない!」とコメントしている。

シューターにとっては死活問題ともなるルール変更だが、試合後のカリーは明るい表情を変えずに「良いサンプルになったよ。しばらくは混乱するだろうね。アジャストするには時間がかかると思う」と語るとともに「その方が良いと思うよ」と理解を示す。

「ゲームの純粋さを保つことには賛成だ。つまり、僕らはボールをバスケットに入れることを競うわけで、フリースローをもらうかどうかで勝敗を決めているわけじゃないからね」

ウォリアーズの指揮官、スティーブ・カーもルール変更に賛成しており、自分のチームのエースがファウルをもらえなかったにもかかわらず、「コーチ全員がこういうジャッジを望んでいる」と語る。

「選手が審判を操ろうとする状況は良いものじゃない。オフェンスに有利な状況が少し行き過ぎていた。ファウルを誘うようなプレーをなくすことは、バスケットボールのために大事なルール変更だ」

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