昨シーズンはチーム2位の平均20.7得点を記録
ペイサーズのキャリス・ルバートが背中の疲労骨折で一時離脱すると『ESPN』が報じた。ただ、この骨折は軽度のモノであり、レギュラーシーズン開幕前後には復帰できると見られている。
昨シーズン、ルバートはジェームズ・ハーデンを中心とした超大型トレードに巻き込まれ、ネッツからペイサーズへトレードされた。その際のメディアカルチェックで腎臓に小さな腫瘍があることが判明し、約2カ月間の治療を終えて復帰を果たした。復帰後は主力としてプレーし、マルコム・ブログドンに次ぐ平均20.7得点を記録した。
左足の疲労骨折の手術を受け、昨シーズンにわずか4試合の出場に留まったスコアリングフォワードのTJ・ウォーレンが無期限離脱となり、ポイントガードのエドモンド・サムナーが左足のアキレス腱断裂で今シーズン絶望と、ペイサーズはケガ人が相次いでいた。こうした状況で、チーム2位の得点源であるルバートまでもが離脱となった。
プレーオフ出場を逃す失意のシーズンを送ったペイサーズにとって、今シーズンは再起を期す大事な1年となるが、出鼻をくじかれてしまった。報道にあるように、開幕戦に間に合うことを祈るばかりだ。