殿堂入りするレイ・アレン、セルティックス時代の仲間から祝福されないことを覚悟

2018/09/05
NBA&海外
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レイ・アレン

写真=Getty Images

セルティックスからヒートに移籍したことで関係が悪化

2013-14シーズンを最後にコートを離れ、2016年に現役引退を正式に表明したレイ・アレンが、今週末にバスケットボール殿堂入りを果たす。

NBA歴代1位の3ポイントシュート成功数(2973)を誇るアレンだが、同じくそのキャリアを語る上で外せないのは、セルティックスで2008年に達成したキャリア初優勝だ。2007年のオフ、セルティックスはケビン・ガーネットとアレンを獲得する超大型トレードを成立させ、生え抜きエースのポール・ピアースとの『ビッグ3』を結成させた。3人が中心のセルティックスはNBAに一大旋風を起こし、彼らはトリオ結成1年目に優勝という結果を残した。

それから2011-12シーズンまでセルティックスに在籍したアレンだったが、2012年のオフにフリーエージェントの権利を行使し、当時最大のライバルだったヒートに移籍。レブロン・ジェームズ、ドウェイン・ウェイド、クリス・ボッシュに合流した。この移籍により、セルティックス時代のチームメートとの関係は著しく悪化することに。特にガーネットの怒りは引退後も収まらず、自身がホストを務めた番組で2008年のセルティックス優勝メンバーを集める企画を行なった際もアレンを呼ばなかったほどで、関係修復のきっかけすらつかめていない。

今年に入りピアースとは雪解けしたことを明かしたアレンは、『The Athletic』とのインタビューで、セルティックス時代のチームメートであるガーネット、ラジョン・ロンド、グレン・デイビスらから殿堂入りを祝福されないことを覚悟していると話した。

「彼らが連絡してくることはないだろうね。ポールとは1年前に話して、関係を修復することができた。ヒートへの移籍は考えた末の決断だったけれど、彼らはそれに腹を立てた。それでも、2008年に僕たちが成し遂げたことは、これからも決して変わらない」

今もガーネットたちとは連絡を取っていないというアレンだが、いつか再び、彼らが語り合える日が来ることを、NBAファンは願っている。