グレゴリー・エチェニケ

エチェニケ「コート内外で一所懸命に活動していきたい」

広島ドラゴンフライズは今日、2021-22シーズンのキャプテンにグレゴリー・エチェニケを、副キャプテンに辻直人を、オフコートキャプテンに青木保憲を据えたことを発表した。

エチェニケはベネズエラ出身の30歳。島根スサノオマジックでのBリーグデビューシーズンにB2のMVPを受賞し、広島に移籍して1年目にB1昇格に貢献。ゴール下でのパワフルなプレーでオフェンスを牽引し、広島で3年目のシーズンを迎える。

「コーチ陣、チームメイト、そしてスタッフの皆さまに対し、私を信じてくれたことに感謝しています。より良いチームにしていくためにコート内外で一所懸命に活動していきたいと思います。朝山選手が過去2シーズンに渡り、キャプテンとしてとても素晴らしい活躍をしてくれたので、私も彼に続き良いシーズンにしていくために頑張っていきます」とのコメントを発表している。

副キャプテンとオフコートキャプテンは、いずれも川崎ブレイブサンダースからの新加入組。辻は「選手、チームスタッフとコミュニケーションを取って、常にみんなのベクトルを一つに出来るようにしていきたい」と、青木は「キャプテン・副キャプテンをサポートするとともに、コート内外でチームメイトとコミュニケーションを取り、チームが一つのベクトルを向いて 1 シーズン戦い抜けるような環境づくりをしていきたい」とのコメントを発表している。

キャプテンを外国籍選手が、そのサポートを新加入選手が務めるのは異例にも思えるが、これも新たな勝利の文化を作っていこうというクラブの方針の表れ。これまで長くキャプテンを務めてきた『チームの顔』である朝山正悟が「新たに核となる選手にキャプテンを務めてほしい」との意思を示したことが、岡崎修司GMのコメントとして明かされている。

昨年オフに続いて選手が多く入れ替わった広島を、新たなキャプテンが牽引していく。