ラジョン・ロンド

ウェストブルック、ナンと持ち味が異なり、ガードの層に厚み

現地28日、グリズリーズはクリッパーズからトレードで獲得したポイントガードのラジョン・ロンドと契約バイアウトが成立したことを発表した。

ロンドは、現地8月16日にクリッパーズからトレードされたが、バイアウトを経てフリーエージェントになる可能性が高いと言われていた。ロンドは30日にウェーバー期間が明け、その後にレイカーズと契約を結ぶことが濃厚だと、『The Athletic』が伝えている。

ロンドは2018-19シーズンから2年レイカーズに所属。オーランドのディズニーリゾートで実施された『バブル』シーズンでチームの優勝に大きく貢献したことは、まだ記憶に新しい。

35歳と若くはないがラッセル・ウェストブルック、ケンドリック・ナンとも持ち味が異なるタイプのポイントガードで、そのプレーは年々円熟味を増している。昨シーズンをホークスとクリッパーズでプレーした司令塔は、試合の流れを把握し、相手のゲームプランを理解してチームメートに的確な指示を出せるため、コート上でのコーチとも言われている。

レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ウェストブルックのビッグ3を中心とするレイカーズのロスターは、ロンドの復帰をもって完成する。